オオツシノミヤ・シノミヤ
→ 語義
- 大津のシノ宮。
ニニキネが都をミヅホ宮に遷すと、ホオテミは二現
(二荒) のウツの宮
(宇都宮) からここへ移る。
ホオテミが皇君となると、ニニキネはここに退く。
ウガヤが皇となると、ホオデミと后トヨタマ姫はここへ退き、世を去る。
『フタアレ裾の ウツ宮は オオツ・シノ宮 今造り これ賜わりて 移ります』25文
『ワニに乗り行き シノ宮で ヤマクイ招き 諸共に ウカワに行けば』25文
『和つ日月を 若宮に 授け給いて 大上君 シノ宮に坐す』26文
『天君と 后
諸共 シノ宮に 下り居てここに 神となる 時
四十二鈴 八百五十枝 際年ネウト 八月四日』27文
- 1の主のホオテミ (ウツキネ)。
『時にツクシの 治まらで 御子御下りを 乞ふ故に 君
聞こし召し シノ宮を ツクシ皇君と 御言宣』25文
滋賀県大津市京町、天孫
(テンソン) 神社
■京都府京都市山科区に四ノ宮という地名が残っている。
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