筑紫皇君。 → ヲキミ
筑紫を統べる君。(筑紫の統治に中央から派遣される)
ニニキネは、筑紫が治まらないと言う陳情に応えて、御子のヒコホオテミを『ツクシ皇君』に任命。派遣しようとするが、原因が食料不足にあるとわかり、結局ニニキネ自らが新田開拓、土地改良のために筑紫に赴く。しかしホオテミの『ツクシ皇君』の称号は取り消されておらず、ツクシの国守らはそれを尊重した。
→ ツクシヲシカ
『時にツクシの 治まらで 御子御下りを 乞ふ故に 君
聞こし召し シノ宮を ツクシ皇君と 御言宣』25文
『先に乞ふ時 君の名も ツクシの皇君 これここの 和つ尊なり お任せに』25文
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