【(禊ふ)】
A: (曲り・逸脱を)
合わす・収める・直す。調和する。清める。
B: (穢を)離す・放つ・祓う。
『またみそふ みちなわすれそ』ホ1 『しきしまのゑに ひとうまれ みそひかにかす めはみそふ』ホ1 |
「みす(見す/濯す)」と同義語「そふ(添ふ/削ふ)」の合成。
「みそき(禊)」の動詞形の「みそく(禊ぐ)」は、ホツマ・ミカサ・フトマニには使用例が無い。
「みそふ」を「みそき」の動詞形と見て良さそうである。
変態:「あそふ(遊ぶ)」「わする(忘る)」
類語:「みそく(禊ぐ)」「いすく(濯ぐ)」「ゆすく(濯ぐ)」「すすく(濯ぐ)」「そそく(濯ぐ)」
関連語:「みそき(禊)」「みさほ(操)」
【三十二】
32。
●祓いの歌の音数。
『またみそふ みちなわすれそ』ホ1 『またとふはらひ みそふなり』ホ1 『しかれとも あとさきかかり みそふかも』ホ1 『しきしまのゑに ひとうまれ みそひかにかす めはみそふ』ホ1 |
●三十二神(たみめひこ)。
『たかまに あめみをや もともとあなみ みそふかみ まつれはたみの とよけかみ』ホ4 『あもとかみ みそふのかみの まもるゆえ こたねなること おほゑます』ホ4 『すえはみそふの たみめひこ もとなかすえの みくらあり』ホ14 『すゑはみそふの ひこかみの みめみかたちお あてまもり』ミ10 |
●32県からなるツクシ(九州)の別名。
『このときに みそふあかたの かみうたい よろとたのしむ』ホ25 『みこころそえて にいたなす つくしみそふの みめくりて かこしまにます』ホ25 『をしかいたれは みそふかみ したひおしめと みことのり』ホ26 『かんたちお ものぬしとして はてつみと ともにみそふお をさめしむ』ホ27 『みこもおつとめ よそやすむ みそふあつまり あくるなは つくしすへらき』ホ27 |
●テルヒコがアスカに下る際の供守の数。
『すへみそふ みなのりむまて まもりゆく』ホ20 |
『たかまに あめみをや もともとあなみ みそふかみ まつれはたみの とよけかみ』ホ4 『あもとかみ みそふのかみの まもるゆえ こたねなること おほゑます』ホ4 『すえはみそふの たみめひこ もとなかすえの みくらあり』ホ14 『すゑはみそふの ひこかみの みめみかたちお あてまもり』ミ10 |
09/12/22
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