【付け・継げ・告げ】
合せること/もの。伝え。
『ここさわやまの はやききす ひなくるつけの たかまには かみはかりして』ホ8 『とつみやの つけにもろあい かみはかり かねてかなての みことのり』ホ8 『またはたれ ひすみひたかみ かくやまと ふたいわうらに つくつけの』ホ8 『ほろろほろろと なくおきき さくめかつけに なもなくて あめおなくやと』ホ10 『みうちのいわひ ととのひて かみにみつけの かんつかい』ホ11 『みるきくたひに よしあしも ひめもすあめに つけあれは』ホ17 『よそのうたえも あつかれと みつしるつけの ふたたひも』ホ17 『ふたたひも あめのみたねと きみのつけ まちゆるせとも』ホ17 『しなにより あめよりきみに つけあるそ まさにはつへし』ホ17 『はたれかみ はるなすすみて ををんつけ そらかみのれと』ホ17 『いみなてるひこ くたさんと ちちみつからの つけふみお』ホ20 『ををくぬかみの つけにより あめのみまこの みことのり』ホ22 『つけききて ははのなけきは つきもなや かみのをしゑは』ホ27 『みなつかれふし ねふるとき たかくらしたに ゆめのつけ』ホ29 『すへらきの ゆめにあまてる かみのつけ やたのからすお みちひきと』ホ29 『ゆめのつけ かみおまつれよ かくやまの はにのひらてに ひもろけと』ホ29 『あめつちまつり のちうたん うかしかつけも ゆめあわせ』ホ29 『みけすすむれは すめらきは これおめさんと つけのみうたに』ホ31 『こほやよひ もちのよゆめに かみのつけ かしきほこたて かみまつれ』ホ33 『あけなはきみの みすかたお みんととむれは かみのつけ』ホ34 『うたのあや かみのつけかと きみにつけ いつもまつれと みことのり』ホ34 『むかしとよすき かみのつけ みたまけかつき よさにゆく』ホ36 『とよすきは ささはたみやに かえります またかみのつけ』ホ36 『ときにかみ つけのみうたに よのなかに ものおもふひとの』ホ37 『かみのつけ われはいやしき ひかわかみ もとにかえると』ホ40 『つけにより なもあつたかみ みやすひめ いつきにくらへ』ホ40 |
「つく(付く・継ぐ・告ぐ)」の名詞化。
派生語:「みつけ(御告げ)」「ををんつけ(大御告げ)」「うえつけ(植付け)」
【黄楊】
(櫛の同義語であることから) 櫛の材に使う木。
『ゆつのつけくし おとりはお たひとしみれは うちたかる』ホ5 『えひゆるく くしはつけよし もものなお おふかんつみや』ホ5 『ふたいわうらに つくつけの くしのはひけは』ホ8 |
「つく(付く/吐く)」の名詞化。「つく」は「すく(結く/梳く)」の変態。
ここでは「A: 合わす・結う・収める・調える」、裏を返して「B:
離す・分ける」などの意。
よって「つけ」とは「くし(櫛)」の同義語。
09/07/10
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