した  シタ  sita

  

【(垂)・下】
負の方向に離れるさま。「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
 ●低みにあるさま・もの・所。 ●端。末。後。果。 ●汚穢。隈。雲。

『ひさかたの あめかしたしる わかきみの よよにつたはる かんむりは』ホ序
したつゆお すえはたかひに うちとけて』ホ4
『ましわりさると すかさあを やゑはゐもとむ したたみの さすらやらひき』ホ7
『みつのちこ てくるまのうち たもとした おきてたついき ましるゆえ』ホ12
『おひはゐわみの かためなり をはしたあわせ めはうえそ』ホ16
『うえしたかえす らのおして つちとははのり』ホ17
『ふたかみの うきはしにたち このしたに くになからんと』ホ18
『きはさかしまに かしらした かれむねおもて やねとなす』ホ21
『ほのしつめ とのあけたてに すれあえは したおしきゐと うえかもゐ』ホ21
『なんちいま ひみのほのほお たつへしそ わかみけはみて したにおれ』ホ28
『みなつかれふし ねふるとき たかくらしたに ゆめのつけ』
ホ29
としたあめみや こゑのみち みおまたくして なからえり』
ミ4

 
しつ(垂つ)」の名詞化。
「しつ」は、ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「低まる・下る・落ちる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」などの意。

変態:「しつ(賤)」「して(垂・四手)」「しと(垂・湿・賤)」「さと(里)」「ちた(沈・知多)」「ちと(些と)
類語:「しも(下)」「すえ(末)」「すみ(隅)
派生語:「したたみ(下民/細螺)

 

【(執)】
執り行うこと。知行すること。

『あまてらす きみおこゑちに なからゑと ををひやまさの としたみや』ミ4

 
しつ(執つ)」 の名詞形。

 

  

10/03/20

  

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