【里】
1.分割したものの一。区分。区画。 あるものを中心とする一区画。
2.下にあるさま。下部構造。
●(上・中心・都に対して)
下。末。隅。端。周辺部。いなか。
●(天に対して) 地。 (山に対して) 低地。平地。 (高み・山などの)
麓・裾野。
●統治者(頂点)が治める知行地。●県の下部組織。粗や村。
『しつかにゐます きしゐくに たちはなうゑて とこよさと』ホ5 『ここちかすかと さとのなも をきなかもりも たまわれは』ホ8 『つちははにみつ かつはには やまさととなる』ホ15 『みねにふるゆき いけみつの すえこちさとの たとなりて』ホ24 『やもとほり こゑくにのかみ をこのさと こかひゑるなり』ホ24 |
3.発した所。起った所。故郷。
『まさたねならは うむときに さけとちかひて ここにうゑ さとにかえます』ホ24 |
4.距離・面積の単位。1里 = 36町 = 360畝 = 12960歩 ≒ 3.9km。
『きくつねお みさとのあみお のにはりて みなおひいれて たまつなき』ホ8 『きみよおこめて とさときて にはりわたりは かきくもり』ホ21 『めのみそむふむ せはといき ももいきはまち みそむさと さとみそやなり』ミ6 |
「さつ(離つ/下つ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・区切る・発す・起る」、また「E:
負の方向 (上→下・中心→端) に離れる」の意。
変態:「した(下)」「そと(外)」「そて(袖)」「そし(外・疎)」「すそ(裾)」「そさ(疎)」「すす(煤)」
類語:「の(野)」「しも(下)」「すえ(末)」「すみ(隅)」「はし(端)」「はた(端)」「はて(果て)」
【佐渡】<地名>
渡り。
『いよあわふたな おきみつこ つくしきひのこ さとうしま』ホ3 『さとにわたりて あらたなす こしにもとりて いせきなすかな』ホ24 |
「さつ(擦つ)」の名詞化。
ここでは「C:
往き来する・巡る・渡る」などの意。
10/03/05
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