【己・(個)】
1.(話し手)と同じ人。 自己。自身。
2.分割されるものの一つ。区分。個。
『おのおのともに うたはしむ いなむしはらふ わかのましない』ホ1 『おのれはさらす ははよりそ ゐゑすていつる ひめもまま』ホ7 『かんちから はらいのそかは おのつから ははもいそらも よりかゑし』ホ8 『おのはいつもに をしゆるに ひふみむもやそ ふたわらの ひもろけかそえ』ホ9 『みたひそこなふ おのかむね さわきあるより ことふるえ』ホ17 |
「おぬ(合ぬ/折ぬ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・当たる・匹敵する」、裏を返して「B:
離れる・分れる・限る」などの意。
変態:「うぬ(汝・己)」「わ(我・吾)」「われ(我)」「あれ(我)」
派生語:「おのおの(各々)」「おのつから(自ずから)」
【斧】
(何かを) 離す・分ける・削ぐ・折るもの。
『ひみつのみつの たからおの すさみなけれは いさきよく』ホ22 『おもたるの たみときすくれ ものうはふ これにおのもて きりをさむ』ホ23 『おのはきおきる うつわゆえ かねりにほこお つくらせて』ホ23 |
「おぬ(折ぬ)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・分ける・削ぐ・折る」などの意。
【小野】<地名・姓>
合い(間)の地。中間にある地。境の地。
●伊豆半島と三浦半島の間の国。
『あすかかは おおやますみは これうつし さかむのおのに あらたなし』ホ24 |
●アメタラシヒコクニの子孫。
『そのこおおやけ あわたおの かきもといちし そとみまめ』ホ31 |
「おぬ(合ぬ・和ぬ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・交わる・釣り合う・匹敵する」などの意。
変態:「ゑの(江ノ島)」
同義語:「さかむ(相模)」「さかい(境・界)」「まうら(間所)」「たちはな・かく(橘)」「たに(谷)」「さくら(桜)」「かなかわ(神奈川・兼側)」
派生語:「さかむのおの(相模の小野)」
11/04/25
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