【境・界・堺】
1.合い。間。中間。
2.分け。区切り。限り。境界。際。 区画。区域。
『かねてほつまと ひたかみの さかいにてまつ ふつぬしか』ホ11 『まめなせと くにさかいまて おくりてそ なこりあるなり』ホ24 『きみとしみそひ さかいおか わかみやのとき わかはゑか ぬなきめはすけ』ホ31 『よとしのやよひ にいみやこ かるさかひはら』ホ32 『いまもまた みたまによりて ふゆおかり あたのさかいに ゆきのそみ』ホ39 |
「さかふ(境ふ)」の名詞化。
「さかふ」は「さく(添く/離く)」と同義語「かふ(交ふ・離ふ)」の合成。
ここでは「A: 合わす・収める・囲む」、裏を返して「B:
離す・分ける・区切る」などの意。
変態:「さかむ(相模)」「さかひ(境)」
類語:「さか(境・堺)」「さき(割・裂)」「かき(垣)」
【栄】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
『たとえはくせと まいなひて さかゐまさんお とみもほし』ホ17 『をのきにの いさおしおとに あるなれは ゐゑもさかいも さにそきにける』フをきに |
「さかふ(栄ふ)」の名詞化。
「さく(咲く)」と同義語「かふ(上ふ)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)の方向に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「さかゑ(栄え)」「さかり(盛り)」「さくや(咲)」「しけみ(繁み・茂み)」「しきり(頻り)」
10/02/05
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