【(埋/霊詰)・出雲】
1.太陽が埋没する方向。西北。 =ひかわ(鄙郷)・ほひ(蝕)
2.<地名> 貴霊(アマテル)に詰めて仕えるさま。
『あさひかみ をかみていたる いつもちの みちにたたすむ したたみや』ホ9 『みやのなも くしいなたなり さほこくに かえていつもの くにはこれ』ホ9 『やくもたつ いつもやゑかき つまこめに やゑかきつくる そのやゑかきわ』ホ9 『おのはいつもに をしゆるに ひふみむもやそ ふたわらの ひもろけかそえ』ホ9 『たかみむすひの かみはかり いつもたたすは たれよけん』ホ10 『いつもきつきに かふつちの つるきおうえて うつくまり なちりとふなり』ホ10 『もりにゐいろの くもおこる いつもちもりと なつくなり』ホ27 『ちちかなけれは いみなせす いつものみこと ひとかよふ』ホ27 『たけいいかつと いつもしこ なるけくにをみ おおねとみ なるいわひぬし』ホ31 『かんたから いつもにおさむ ゐそみとし にしなかおえす』ホ32 『かせふまつりは おおなむち いつもたなかの ためしもて』ホ32 『なつくそれより やましろも つくしなおりも いつもにも いせはなやまも』ホ32 『いつもへて ややここにつく かみまつり きみここにあり』ホ34 『たけひてる むかしささけし かんたから いつもにあるお みまくほし』ホ34 『いつもはかみの みちのもと やもよろふみお かくしおく』ホ34 『やくもたつ いつもたけるか はけるたち つつらさわまき あわれさひなし』ホ34 『ふりねうたれて いつもおみ おそれてかみの まつりせす』ホ34 『たまもしつ いつもまつらは まくさまし』ホ34 『うたのあや かみのつけかと きみにつけ いつもまつれと みことのり』ホ34 『ゆかわたな くくひとふかた おひたつね たしまちいつも うやゑにて』ホ36 『いつものはしへ ももめして はにてこおよひ くさくさの かたちつくりて』ホ37 『またしほりさけ そさのをの いつもにはしめ つくるこれなり』ミ2 『むかしいつもの くにひらく むらくもつるき これなるそ』ホ39 |
[1] <もともとの意味>
「いつむ(埋む)」の名詞化。「うつむ(埋む)」の変態。
ここでは「A: 合う/合わす。埋まる/埋める」などの意。
[2] <サホコチタルから代わった国名>
「い(霊)」+「つも(詰・連・伴)」
「い」は「くしい(貴霊)」の短縮で、ここでは太陽霊貴のアマテルを指す。
「つも」は「つむ(詰む)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・寄る・付く・仕える」などの意。
類語1:「つねすみのくに(西北隅の地)」「いつみ(泉)」「ひかわ(鄙郷)」「ほひ(蝕)」
類語2:「くしいなた(貴霊懐)」
派生語:「いつもやゑかき(出雲八重垣)」
【五雲/出雲】
五色の雲が出るさま。
『もりにゐいろの くもおこる いつもちもりと なつくなり』ホ27 『ちちかなけれは いみなせす いつものみこと ひとかよふ』ホ27 |
「いつ(出づ/五)」+「も(雲)」
「いつ」は「出づ」と「五」の意を重ねる。
「も」は「もやもやしたもの・もくもくしたもの」を表し、「くも(雲)」と同じ。
【何時も】
何れの時も。
『ふそゐはる いつもはつそひ あかためし みなものたまひ みことのり』ホ32 |
「いつ(何)」+「も(係助詞)」
11/01/18
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