ツボ

→ 語義
　　

壺。坪。

１．中心・中央部・核。　集積地・都市。　みやこ(都)。　＝つ(津・都)・と(都)。

• ヲウミのオキツボ。(二尊)　
  　　
  『時に天より　二尊に　"ツボは葦原　千五百秋　汝 用いて　領せ" とて　経と矛賜ふ』2文
  『二尊の国 中柱　沖の壺』24文
  　　
  　　
• ヒタカミのケタツボ。(アマテル)
  　　
  『君は去年　壺を慕ひて　御幸なる　タガの都を　引き移し　代のタクハタ　チチ姫と　十二の局も　備われば』11文
  『天照る神の　ヒタカミの　方丈宮の　中柱　方壺の碑』24文
  　　
  　　
• ハラミハツボ。(ニニキネ)
  　　
  『逸尊の　ハラミ辺壺は　四方八方の　中柱なり　大御神　ハラの皇君と　名を賜ふ』24文
  　　

２．収める器。容器。

『玉島の隙　窺ひて　子壺に入りて　孕み子を　噛み砕く故　種 成らず　片端 生むなり』16文
　　

３．(男一人に)匹敵する長さ/面積。１坪=８尺×８尺。

『ヤタは八民の　元の丈　いにしえ 作る　間計りは　八十万人の　均れ丈を　集め計りて　一坪を　今の一間の　物差しぞ』17文

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