竜田姫 (立達侍・立達姫)。 =タツタの守
タツタはタツ(竜)の同義語。
竜を治め操り、波を鎮め、火を消す。(竜は水をあやつる能力を持つ)。
ヤマサ神の第八。宮の敷居(鴫居)と鴨居に居て、火の災いを除く。
奈良県生駒郡斑鳩町龍田、龍田
(タツタ) 神社
『叢雲覆ひ 暗ませば シナトを招き 吹き払ふ 炎を吐きて 室
焼けば タツタ姫招き これを消す』8文
『火の鎮め 戸の開け閉てに 擦れ合えば 下を鴫居と 上
鴨居 鴫は田の鳥 戸は潮 鳴戸の響き 潮 鳴る』21文
『上に鴨船 水鳥の 火の鎮めなす 鴫鴨居 ここにタツタの 守
結ます』21文
『八妹の神は 火の鎮め 立浪治む タツタ姫』22文
『もしも火災の あらん時 タツタ姫の神 現はれば たとひ炎に はたるとも タツタに鎮め 除くべし』22文
『ヤマトタケ 髪梳き清め 白橿の 太刀をハラミの 御柱と 祈る火水の 清祓』39文
『タツタの神の 現れて 熟聳池の 竜の雨 降り火を消せば 宮軍 勇みて仇を 半ば討つ』39文
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