【(避)・横・緯】【汚・邪】
A: 合わせ。添え/副。沿い。補助。側。脇。
『よこへかえりて もふさくは いつもやゑかき おほなむち』ホ10 『つうちよこへに つりわけて をりひめかさり ふむときに』ホ23 『あのこけは よこやしるやも はさらなせ あこけくるまの めくりあらねは』フあこけ |
●横糸。緯。
『かれもろはねお よりたたし をつるおたてに めおよこに』ホ16 『いしうらの よこたておよひ たこゐなき ちちかいなきお ひきつれて』ホ38 |
B: 離れる・反る・それる・曲るさま。たがい違いのさま。(主流から)それるさま。
<その結果>
E:
負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
『すくなれは またよくうまれ よこほしは あゑかえらぬそ』ホ13 『みそきして さわるよこかお のそかんと やちたひいのる』ホ14 『あらたけこころ こにもとめ ききすきねちけ よこしまの はたれとなるそ』ホ17 『いろほしも みちもてなせは あやまたす よこよらはやむ』ホ17 『かきをみは よこまおからし もののへの ちからもるてそ』ホ24 『もしやよこまの さはいせは あらかねのはお うつろゐの』ミ8 『ものはらの ほこにもとつき やわらきて よこもすなほに なかれゆくなり』フもはら |
●経(垂直方向)に対して緯(水平方向)。 正面に対して側面。邪。
『つはきいちより ねきやまお こすときあたか よこやいる』ホ38 |
「よく(寄く/避く)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・添う・補う」、裏を返して「B:
離れる・(主流から)それる・曲る」、またその結果「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
類語:「さか(逆)」「か(曲・汚)」「ぬき(貫)」「けた(桁)」「はり(梁)」「うつはり(梁)」「わたり(渡り)」
反対語:「たて(縦・経)」
派生語:「よこへ(横侍)」「よこか(汚曲)」
10/02/14
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