【見る】
A: 合う/合わす。(心身に)合わす。世話する。気づく。思う。知る。擬える。試す。実現する。
『おそれみなから つほめおく これみんひとは』ホ序 『ここりひめ やからにつくる いさなきは おひゆきみまく』ホ5 『めのすかた よくてあるるも みにくきに よきみやひあり』ホ13 『きりてもろひき まつろえは きみはもとより くにてるの まめおうつしみ』ホ29 『におうみやまお うるほせは ちよみるくさも はゆるそと たのしみたまひ』ホ32 |
変態:「むる(群る)」「もる(守る)」
派生語:「み(見・和)」「かんかみる(鑑みる)」「あわれみる(哀れ見る)」「みるめ(見る目)」「みにくし(醜し)」「みひたし(見養し)」「みかた(御方)」「たるみ(治見)」「みならふ(見習う)」「おそれみる(畏れ見る)」「かしこむ(畏む)」
独り言:「mirror」「mirage」「miracle」
【(放る・罷る)】
B: 離れる/離す。放つ。発す。起る/起す。
【回る・廻る・(巡る・周る)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。還る/還す。揺さぶる。丸まる。
『みるめあふかゐ ゆるはまお とえはなもなし』ホ11 『はつのよは くにとこたちそ あめにゆき みるもとあけの もりさため』ホ13 『ときにきみ つくしはかての たらさるか てれはゆきみて たおまさん』ホ25 『みそふかみ みかりおこえは めくりみて すたるおなおし たえおたし』ホ27 『これにより おおやますみか めくりみて よめちゆくねの をにおさむ』ホ28 |
変態:「まふ(回ふ)」「まる(転る)」「みぬ(廻ぬ)」
派生語:「こころみる(試みる)」「おもみる(思みる)」「みる(海松)」「みるめ(海松布)」「みおくる(見送る)」
【(満る・熟る・上る・敬る・美る)】
D:
正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」
変態:「まふ(舞う)」「もる(盛る)」「もゆ(燃ゆ)」
派生語:「あみる(炙る)」
【(廻)・海松・水松】
丸くなるさま。
『みるめあふかゐ ゆるはまお とえはなもなし』ホ11 『すみえにみゆき みるおみて うちのうむみこ かゑしねの いみなみるひと』ホ31 |
「みる(回る・廻る)」の名詞化。
ここでは「C:
回る・丸くなる」などの意。
変態:「まり(鞠)」
別名:「みるめ(海松布・水松布)」
11/01/21
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