まこと  マコト  makoto

  

【真・実・誠】
回帰する所。源。中心。本質。髄。基本。エッセンス。本来。

『たれおまことと なしかたし かれにひとつお あけしるす』ホ序
『つきはおくれて みそたらす まことみそひそ』ホ1
まことなお ゐみなとたたゑ あねにみつ われはよつなり これいかん』ホ4
『ゐみなとは しむにとほれは まことなるかな』ホ4
『そのよまた かみゆきみれは かなまこと いれすはちみす』ホ5
『ややしるまこと はたれとは あめにもおらす かみならす』ホ8
『つはものぬしか たまかえし きよきまことの はなふりて みちにあもなし』ホ8
『なかはしら たててめくれは おおやしま とふるまことの とのをしゑホ23
『おこるたのしの みつるとき うゑとしころは みのらすて まことにうゑる』ホ23
『きみはまことの てらすかみ よよのみをやそ まめなせと』ホ24
『ときにすへらき こたえいふ なんちかきみも まことなら しるしあらんそ』ホ29
『きみとしことの はつきゐか やよのもまつり まことなるかな』ホ31
『とみもよおさり かりとのに をやにつかふる まことなるかな』ホ32
『ゆくにさわらす せめはかつ すなはちしれり みはわかこ まことはかみの』ホ39
『かみはひと ひとすなほにて ほつまゆく まことかみなり』ホ40

 ●<副詞的に> 本当に。偽りなく。まさしく。紛れもなく。

『こくみいふ さしめはまこと わかつまよ きみさりますの おしてあり』ホ7
『これまことよし よそかみお とえはふとまに うらわろし』
ホ33
『くしひるお まことにおそれ おかみさる おほまとのより みやうつし』ホ40

 
まつ(和つ・纏つ)」+「こと(如・事)」の合成。
「まつ」はここでは「A: 合う・当たる・調和する」などの意。

  

10/01/08

  

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