【水夫・水手】
掻き(漕ぎ)手。往復させて勢い付ける者。 =ふなこ(船子)
『あかうらお ふなこつかさに あかまろと あかほしものお そえかこに』ホ20 |
「かく(掻く/駆く)」の名詞化。
ここでは「C:
回す・行き来させる」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・勢い付ける・栄す・進める・早める」などの意。
変態:「かき(掻き)」「こき(漕ぎ)」
【(囲・垣)・籠・加護・鹿児】
1.分けるもの。限るもの。画すもの。祓うもの。区画。
2.(何かを) 収める/囲む/守る/保つもの。加護。
『あまのかこゆみ ははやそゑ はたれやふれと たまひけり』ホ8 『ささけもの おのおのまくわ ひとかこと やそよろこひて』ホ24 『たきこひめ かくやまつみの つまとなり かこやまうみて』ホ28 『あくるはる やよひにかえる たしまもり ときしくかくつ ふそよかこ』ホ37 『ことはしめとて しはすやか かくかこたてて しるしとす』ホ39 |
3.「かこしま(鹿児島)」と同じ。 海(鹿児島湾)を囲む籠のような地。
『そをのはて かこにこえとも ひめもすに つきすむまても みおつくし』ホ25 |
「かく(離く/交く)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・分ける・限る・払う」、裏を返して「A:
合わす・収める・囲む・守る」などの意。
変態:「かき(垣)」
類語:「こ(籠)」「かこみ(囲み)」「かこい(囲い)」「まかこ(籬)」「みかき(御垣)」
派生語:「かこゆみ(鹿児弓)」
【駕籠】
1.限るもの。囲むもの。
2.(何かを)収めるもの。
3.上げる・高める・担ぐもの。
『やふさみくるま つきこやね かこむまやその もののへら』ホ24 |
「かく(離く/交く/上ぐ)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・分ける・限る」、裏を返して「A:
合わす・収める」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・高める・担ぐ」などの意。
09/10/22
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