【現る・顕る・露る・表る】
あらわとなる。あらわである。表に出る。形となる。見える。はっきりする。
『いまににきねの さきみたま くにとこたちの わさみたま あらはるいつと』ホ序 『しかるのち またはやきしは おおはたれ ねのたてやまに あらはれて』ホ8 『あめのおととと あらはれて ちきりおむすふ いなたひめ』ホ9 『ついにくしたえ あらはれて やゑかきうちの ことうたそ』ホ9 『またひとり ありといふまに あらはるる たけみなかたそ』ホ10 『まねかはうえに あらはれて はたれやふれは さはりなし』ホ14 『つみあらはれて ほろふとき なすことなくて かなしきは』ホ17 『ことふるえ みめにあらわれ そのぬしは かれにとひつめ』ホ17 『およそのひとは しらねとも みなあらはるる もとのもり』ホ17 『このみつに つけあらはれて ををやけの つみまぬかるる ところなし』ホ17 『とまよいのあは かにくるし あらはるのあは にのなあく』ホ21 『やなゐかくろひ うつろもる うつろゐのかみ あらはれは』ホ22 『ゆるせはたみも みなおこる これよりはたれ あらはるる』ホ23 『みたねおもえは なきさたけ ははのみこころ あらはるる』ホ26 『うなはらひかり あらはれて われあれはこそ なんちその』ホ27 『こころひとつに くにのなも しわかみほつま あらはるる』ホ28 『はやは きみおしゐ おときみこえと あらはれて ともにさすらふ』ホ28 『ををんかみ ほめてみまこは あまかみの あらはるいつと』ホ30 『みきたまわれは のむときに はたよりおちて あらわるる』ホ37 『たつたのかみの あらわれて このしろゐけの たつのあめ ふりひおけせは』ホ39 『このゐつつ ましわりなれる かんひとは あうわあらわる みなかぬし』ミ6 『あにあらわるる ひのわたり ももゐそとめち つきのほと なそとめちうち』ミ6 |
「あらふ(顕ふ・露ふ)」+「ある(受身)」の合成による自動詞化。
09/10/04
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