【淡路・(淡ち/吾恥)】<地名>
1.負の方向に離れるさま/区画。「劣る・衰える・果てる」さま/区画
(泡と流れたヒヨルコの生まれた所を意味する)
2.我が恥。自分の失態。
『これもまた このかすならす あしふねに なかすあはちや』ホ3 『やわしてあわお ゑなとして やまとあきつす あはちしま』ホ3 『あまのはらみと つくはやま あはちつきすみ くまのなりけり』ホ3 『いさなきは あつしれたまふ ここおもて あわちのみやに かくれます』ホ6 『よりてはりまの いてさむら あわちししあわ ままにおれ』ホ35 『あまのはらみと つくはやま あはちつきすみ くまのこれなり』ミ3 |
[1]
「あはつ(淡つ・澆つ)」の名詞化。
「あはつ」は「あふ(零ふ)」と同義語「はつ(果つ)」の合成。
ここでは「E:
負の方向(小・少・低・端・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
また、「あは(零ふ・穢ふ・劣ふ)」+「ち(方・州)」
【淡つ・澆つ】あはつ −広辞苑より− [自四](アハヅと濁音にも) うすくなる。おとろえる。〈名義抄〉 |
【(和州・央州)・淡州】<地名>
和して栄える中央部。 =あわしま(央州)
『いせとあわちの なかのほら すすかのかみと はこねかみ』ホ13 |
類語:「あわしま(和州・央州)」「なかくに(中国)」「あしはらなかくに(葦原中国)」「あしはら(葦原)」「あわくに(陽陰国・和国・央国)」「やすかわ(安河)」「あつみ(安曇)」「をうみ(近江)」「やまと(和)」「おおやまと(央和)」「おおやしま(央州)」「うらやす(心和)」
11/01/04
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】