【安曇・渥美・温海・熱海】<地名・人名>
1.集積。中心。壺。都(オモタル時代)。
2.1を治める者。
語義は「むなかた(宗方)」「しか(滋賀)」と同じ。
『をうみあつみの なかはしら ひかしはやまと ひたかみも』ホ2 『しまつひこ つきおきつひこ しかのかみ これはあつみに まつらしむ』ホ5 『いまかなさきの ゑたかはね むなかたあつみ たすけしむ』ホ6 『うのとりの あつみかわゆく いかたのり さおさしおほえ ふねとなす』ホ27 『あわうみの あつみのかみと すみのゑも ともにきふねの まもりかみかな』ホ37 |
「あつむ(集む)」の名詞化。
ここでは「A:
合う/合わす・釣合う・中にある」などの意。
類語:「あしつみ(安曇)」「むなかた(宗方)」「しか(滋賀)」「なかくに(中国)」「あしはらくに(葦原国)」「あわくに(和国)」「やすかわ(安河)」「をうみ(近江)」「やまと(和)」「おおやまと(央和)」「おおやしま(央州)」「うらやす(心和)」
10/03/01
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