オオワカゴ・オオハタヌシ

→ おおわかこ  → おおはたぬし
  

大若子命 (皇分地)。大幡主命 (皇端主)。 
アヒワケの五世孫。 =ワタラヒ臣
アヒワケ、オオワカゴ、オオハタヌシは同義の言い換えで、皆「イセの国造」を意味する。 
ヤマト姫と行動を共にしたワカゴ親子の親の方。 
イセ宮(伊勢神宮)の建設担当者。イセ宮完成時には神主を務める。
  

三重県松阪市櫛田町、櫛田 (クシダ) 神社
三重県伊勢市常磐、大間國生 (オオマクナリ) 神社
福岡市博多区上川端町、櫛田 (クシダ) 神社
  

■アヒワケは神武によりイセの国造に任じられおり、その子孫のオオワカゴもイセの国造だったと思われる。
豊受大神宮禰宜家は度会氏で、天日別命を祖とし、垂仁天皇のとき、大若子が越国の賊を討ってその地を神宮に寄せた功により、伊勢国造に任じられ、大神主を兼ねて神宮に奉仕するようになったという。
★大若子命はその昔朝廷より越の国(北陸)の賊徒阿彦を討伐することを命ぜられ、大いに旗(幡)を挙げて戦いに勝ったので、大幡主命(おおはたぬしのみこと)の尊称を与えられた。

  

アメフタヱ─天波与命─アヒワケ─彦国見賀岐建興来命─彦田都久禰命─┐
                                  │
       ┌──────────────────────────┘
       │
       └彦建津命─彦久良為命─オオワカゴ─オトワカゴ
   
  

『"良き宮所 南にあり" と ワカゴを遣れば ヰスズ郷 二百八万歳の サルタヒコ ワカゴに曰く』36文
オオワカゴ 帰り申せば ヤマト姫 に到りて 見て曰く "これ神風の 妹背の宮 三種は祭る 源" と 礼ひ返す あぐら石36文
オオハタヌシと 八十供に ヰソスズ原の 草刈らせ 遠近山の 木を伐らせ』36文
『御言宣 "ミカサの大臣 斎主 ワタラヒ臣は 神主に アべタケヌガを 御代りと ワニクニフクを 内代り』36文

  

  

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