ヰツナミチ・イツナミチ

→ 語義
  

飯綱満ち。
六ハタレの第三。「イヅナ(飯綱)」が人や獣に憑いて化けたもの。ただしホツマに登場する「イヅナ」は猿。
伊予の山からキシイ国に渡り、高野に至る。突宮から通報を受ける。
タケミカヅチ
ふと環をアマテルから賜り、立ち向かう。

ヰツナミチの戦術:万の獣に取り憑く。

敵は先に捕われた、シムミチイソラミチの頭の返還を要求してくる。フトマカリは敵の好物で、これを貪らせてる間に敵を捕える (9900人)。ミカヅチは自ら捕えたモノマを曳いて山に登ったところ、首が締まって9800人は死ぬ。生き残った100人はササ山に入獄する。
モノマ達は人の女が猿ととついで生まれた者で、アマテルはツハモノヌシフツヌシとミカヅチに、初めて霊還しを命ずる。その地は猿更沢と呼ばれるようになる。
  

オロチの シムミチや ハルナハハミチ ヰソラミチ 三人るキクミチ ヰツナミチ 鳴神もとむ アヱノミチ8文
ヰツナミチ 万の獣に 化け懸かる  ミカツチ 行けば ハタレ頭 進みて曰く "先 二人  我に返せよ"』8文
『御方の投ぐる ふと環 群れ貧りて ハタレマを 撃ち追い詰めて みな括り』8文
『ついにイツナも 蕨縄 百一連に 結ひ統べて  九千九百を 継ぎ縛り ヒヨトリ草の 如くなり』8文
形は真猿 顔は犬 その原 聞けば "昔母 真猿にとつぎ 代々を経て みな猿如く"8文
シムミチも ヰソラヰツナも 霊(血)を抜きて オシテに誓ひ 潮 浴びて 写す鏡に なお猿と 蛟竜 影 あれば』8文

  

  

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