【(避そ・除そ)・余所・他所】
B: 離れるさま。別であるさま。異なるさま。それるさま。外れるさま。背くさま。
『これおよそにて ふねわれて たつとみつちの ちからゑて』ホ序 『うますはよその めおめとれ をせのおなかに ゐもありと』ホ13 『よそにとわんと おもふなり こころまよえは をしゑこふ』ホ16 『はやちれは ちりとすてられ よそのはな めすときはその はなさかり』ホ16 『なすことなくて かなしきは よそはよろこふ しむのはち くやめとかえぬ』ホ17 『かはれとよその おさなこも なしめはそこの ふりとなる』ホ17 『よそのうたえも あつかれと みつしるつけの ふたたひも』ホ17 『うますめは よそめそあにも せもからす とかみもむそか』ホ23 『うまさるは よそうめはあに たらちうつ とかみもむそか』ホ23 『これまことよし よそかみお とえはふとまに うらわろし』ホ33 『そのときくにお たまわりて そよのはつこの われまては よそのたうけす』ホ39 『ひおへてくにに いたります みこのよそゐの ひたかみや』ミ逸 『あおれとは しらうとこくみ ことははと よそめもおかす なおれなるかな』フあおれ |
「よす(避す・除す)」の名詞化。
ここでは「B:
離れる・分れる・異なる・それる・外れる・背く」などの意。
類語:「ほか(外・他)」
【四十】
40。
『しかれとちちは すすよそほ はははみそひほ あめのふし』ホ3
『あいものの うおはよそあり これもみか すすなにけせよ』ホ15 『よそかには もとましともに ふよろむち みもなそふにて みちきわむ』ホ16 『みほのさみたれ よそかふり ゑやみはやりて いねみもち』ホ30 『こほのなつ あめよそかふり やましろた あわうみあふれ さもみもち』ホ32 『ものおれは ほこのひひきお おそれみて よそかおいわす みすきかすおれ』フもおれ |
09/12/29
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