【海・綿・腑・府】
集まり。溜め。溜まり。(空きを)埋めるもの。(空きに)詰めるもの。
『おのつとこゑも あきらかに ゐくらむわたを ねこゑわけ』ホ1 『そことなか かみわたつみの みかみうむ これむなかたに まつらしむ』ホ5 『あなれくらわ た しむねこゑ なりわみめかみ』ホ14 『さつさはらをひ ゐわたなす なかくたとほる』ホ14 『ふつきくらむら はつきわた なかつきはみめ しむよそへ』ホ14 『よこしはたみよ ふくしかき むらとはならす わたそえて』ホ17 『わたのつりにて きくみふね むかふはみふね みちひくか あひとこ たえて』ホ29 『いなゐいさちて あめのかみ ははわたかみや いかかせん』ホ29 『このかみは はらわたい のち みけおもる うましあしかい ひこちかみ』ミ6 『みはわたぬ きて つきなかは さひらきまつる ゐなるかみ』ミ7 『もちのあさほき あつきかゆ さむさにやふる わたゑやみ』ミ9 『なかわたぬ きて つきすえは あおひかつらの めをまつり』ミ9 |
「わつ(和つ)」の名詞化。
ここでは「A:
合う/合わす・溜まる・集まる・埋める」などの意。
「わた」には「形のはっきりしないさま」「ふわっとしたさま」というイメージがある。
変態:「よと(淀)」「もつ(臓もつ)」「ほの(仄)」
類語:「うみ(海・埋)」「わみ(腑・綿・海)」「いけ(池・埋け)」
「いつみ(泉)」「ゐ(井)」
「よと(淀)」「たんや(溜)」
「さわ(沢)」
【曲】
反る・逸れる・外れる・曲がるさま。
「わつ(曲つ)」の名詞化。
ここでは「B:
離れる・反る・逸れる・外れる・曲がる」などの意。
変態:「はと(曲)」
【我手・(私)】
我が手。我が方。
『あめつちさりて とおけれは わたくしたつる このゆえに』ホ23 |
変態:「わて(私)」「あて(私)」
10/01/28
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカ
サフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめな
るみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】