【(揃・添・備)】
揃うさま。備わるさま。調うさま。
『たねはたね うむすきさかめ まめすめらの そろはもはめそ むしもみなしむ』ホ1 『そろにみのりて ぬはたまの よのかておうる おんたから』ホ1 『ゐゑもさかえて そろふゆる みつほとなせる かみうたそ』ホ17 『やたをみは そろはふはるの たみわさお かんかみるめそ』ホ24 『みそろのたつの みたまゑて なもあゐそろの かみとなる』ホ27 『やたをみは そろをうはるの たみわさお かんかみるめそ』ホ30 『ゆはすたすえの みつきとめ たみにきはせて そろのとき』ホ34 『これすへらきの みつからの たけのみやこに そろいのり』ホ36 『とかみはなつの そろおもる なかくひとくさ うるほせは』ミ7 |
●備わるもの。結ぶもの。実り。成果。
『かれそろあつく たみゆたか いまわかよにも おこたらす かみまつらんと』ホ36 |
●日月の潤を得て実るもの。農作物。特に稲。
『かくつちと はにやすかうむ わかむすひ くひはこくわに ほそはそろ これうけみたま』ホ5 『そろのほつみの みけもまた うすつきしらけ』ホ15 『もろたみも よくきけつねの くいものは そろはさいわひ』ホ15 『そろおうゑまき くさきりて かりおさむみの たみはまこ』ホ17 『つたえみちひき そろこやし たみにきはさん ちかひのみ』ホ17 『わかたみお ゆえなくとかむ たみはたお こやしそろうゆ』ホ21 『むつのなは そろををとしの ちからもる ををとしかみと たたえます』ホ22 『そのいけみつか たのそろに のりてみのれは みそろいけ』ホ24 『ゑやみむけいえ そろみのり たみゆたかなり』ホ33 『あまてらすかみ こよみなし そろうえさせて かてふやし みおたもたしむ』ホ39 『ふしあれのわき そろをゑは しなとまつりに のわきうつ ほをのはらゐそ』ミ7 『すにぬうは そろまなみつの たままつり めかにうすらく かたちぬうなり』フすぬう |
『しのよろの もすみはそろの ひとめくり まなそろあみて よろのかんくら』フしよろ |
「そる(添る)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・添う・結ぶ・備わる・調う・揃う」などの意。
変態:「そえ(添え・副)」「そは(側)」「そめ(染め)」「しみ(染み)」
類語:「そろひ(揃い)」「そろえ(揃え)」
10/01/08
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