なかつき  ナカツキ  nakatuki
なつき  ナツキ  natuki

  

【(熟月)・長月・九月】
満ち至りの月。極まりの月。

なかつきはみめ しむそよへ こゑのよそやち あわのかみ』ホ14
なかつきの ふそかつみゑに おもむろお かしおにおくり』ホ31
『よよすへらきの まもりとて なかつきそひか まつらしむ』ホ31
『さやとなかもち きさきうむ いみなしきひと たまてみこ』ホ31
なかつきそみか ははおあけ みうえきさきと』ホ31
『みそよとし なかつきやかに きみまかる わかみやかみに つかえんと』ホ31
なかつきはつひ きさきうむ いむなねこひこ おおやまと ふとにのみこそ』ホ31
なかつきみかに おもむろお たまてにおくり ゐたりおふ』ホ31
『むほなつきむか いほとみや おもむろおさむ むまさかや』ホ32
『ゐそななかつき ふかまかる すへらきのとし ももそなそ』ホ32
『むとせのち おもむろおさむ つるきしま なつきすえよか めともやむなり』ホ32
『みほなつき しきみつかきに にいみやこ』ホ33
『むとせあき おおくにたまの かみうつし なつきそむかよ』ホ33
なつきこか おおひこおして こしのをし たけぬなかわお ほつまをし』ホ33
『よほなつき つうゑはをなゑ さほひこか きさきにとふは』ホ35
『たまきみや こほなつきそむ きさきゆめ やまとおおくに かみのして』ホ36
『うますにやめて みとせのち なつきそむかに うむみこの なはやまとひめ』ホ36
『ふそみほなつき つみゑはの ふかみことのり ほんつわけ』ホ36
なつきひめ かゐもてあにの こといのる かれいゐのみや』ホ36
『ふそむほの なつきそむのか ををんかみ ゐそすすかわの』ホ36
『みそゐほの なつきゐそきね たかいしと ちぬのいけほる』ホ37
『ゐそよほなつき みそかには ひしろのみやに かえりますかな』ホ40
なかつきは おおとしつける ここのみは かさねここくり ひとよみき』ミ7
なつきみつきの ここなさき をほとしきくの ちりわたこ』ミ9

 
なか(長)」+「つき(月)」 また 「な(熟・長・成)」+「つき(月)
「なか」は「なく(熟ぐ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「至る・極まる・完成する」などの意。
これは「九」という数が「こほし(九星)」「ここ(菊)」「ここのゑ(九重)」など「完全」を表す数であることに因る。

  

10/01/02

  

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