【(綻)・矛・戈・鉾】
1.離すもの。祓うもの。断つもの。 穢の祓いを象徴する物実。 =やゑかき(汚穢垣)
2.負の方向に離すもの。「低める・勢いを奪う・劣らす・縮小する・静める・果てさす」もの
● 警察。懲戒。刑罰。
『あめつちの ひらけしときに ふたかみの とほこにをさむ』ホ序 『いましもちひて しらせとて ととほこたまふ』ホ2 『うすめらに ひかけおたすき ちまきほこ』ホ7 『わかくさなきの このほこに ならしたまえと いひてさる』ホ10 『つるきのもとは あめのほこ くにとこたちの よにはまた ほこなきゆえは』ホ23 |
● 三種宝の一の八重垣の剣。
『をのむくは ほことかかみお あらかしめ むかうあたなく たたにをさまる』フをむく |
「ほく(放く・解ぐ/惚く)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる/離す・払う・断つ」、また「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる/離す」で、「低める・勢いを奪う・劣らす・縮小する・静める・果てさす」などの意。
類語:「つち(槌)」「たち(太刀)」「つるき(剣)」「やゑかき(汚穢垣)」
【(秀・祝・斎・果)】
D:
正の方向に離れるさま。「上がる・高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
『うすめらに ひかけおたすき ちまきほこ』ホ7 |
D:
正の方向に離すさま。「上げる・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」さま
●成功。成就。慶賀。
『ふたかみは うきはしのゑに さくりうる ほこのしつくの おのころに』ホ2 『とほこもて さくるみほこの したたりか こりなるしまお おのころと』ホ18 |
●敬い・尊敬。またその物実。奉納物。
『こほやよひ もちのよゆめに かみのつけ かしきほこたて かみまつれ』ホ33 |
「ほく(祝く・秀く)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」などの意。
10/01/08
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