ひとみ  ヒトミ  hitomi

  

【瞳・眸】
(映像を) 入れる・収める・取り込むもの。

『ちちたてまつり ひたすれと ひとみおとちて つきひなや』ホ4
『ややはつあきの もちのひに ひらくひとみの しほのめは』ホ4

 
「ひとむ」の名詞化。
「ひとむ」は「ひつ(漬づ)」と同義語「とむ(留む)」の合成。
ここでは「A: 合わす・入れる・収める」などの意

変態:「みとめ(認め)」「いとめ(射止め)」「いとみ(挑み)」
類語:「め(目)」「まなこ(眼)

 
 

【人身・人の身】
人の身。人の殻。人の体。世にある人間としての自分。

『われむかし ひのわにありて てらせとも ひとみおうけす みちひかす』ホ14
ひとのみと なりてはらめと なかゐして こそむつきまて くるしむる』ホ14
『あめのこころに みるはかみ はにとしはかみ このあちお ひとのみにしる』ホ17
『くすりには ひとみこまひさ うはなくす つちひとゑはは まめはこそ』ホ192
『こもりその みくさすすめて これおたす みとはましわる ひとみくさホ24
『ねはこねうすき くきひとり よゑゐはひとみ こしろはな』ホ24
『さにむかひ ひとみいなむの うたはこれそと あつたのり』ホ40
『をこぬのかみの このよつお あわとにしれる ひとのみの』ミ1
『なるみちお をさめおさむる ひとのみは ひつきのふゆに やしなわれ』ミ1

 
ひと(人)」 の 「み(身・己)

類語:「ひとから(人殻)

 
 

【人実・人霊】
人の本質。人の霊。

『またとわく ひはをにかえり みつはめに ひとはひとみに かえらんか』ホ13
『これてひとみお いたかんと まろめてわたり ふたたたる』ホ17

 
ひと(人)」+「み(実・霊)

 
 

【一箕】
一容器。一杯。いっぱい。たくさん。

『もとちはたれは たちおちに ひとみにもれと なおいかり』ホ25

 
ひと(一)」+「み(箕)
「み」は「合わせ・収め・器・杯」などの意。

  

10/03/20

  

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