【猪・(狗・獣)】
負の方向に離れるもの。(人に比べて)劣るもの。獣。
『ほとはにの よるはふたこゑ ゐのましそ よつなもこれそ』ホ15 『いのおれお さるたかとりて かくらしし よこまおはらす よよのかんかせ』フいおれ |
「ゐぬ・いぬ(卑ぬ・下ぬ・穢ぬ)」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」などの意。
変態:「いぬ(狗)」「ゑの(狗)」「おの(劣)」「ゐの(猪)」
類語:「けもの(獣)」「けたもの(獣)」「おのこ(狗)」「しし(獣)」
【(去・往・去野)】<地名>
分け。限り。区切り。境界。国境地域。 =吉野
『としこえて こせのほふりや そふとへと ゐのほふりらも』ホ29 |
「ゐぬ・いぬ(往ぬ・去ぬ)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・分ける・限る・区切る」などの意。
また「ゐ(往・去・異)」+「の(野)」
「ゐの」は「よしの(吉野)」の同義語と思われる。
変態:「ゐひ(去・忌)」「いわ(忌・往・去)」「よし(避)」「ひの(樋野)」
09/12/17
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】