【(劣退・穢萎・獣)・狗】
負の方向に離れる/離すさま。「下げる・勢いを失わす・劣らす・縮小する・静める・隅に置く・果てさす」さま
『いわくはくさや おのこくさ ゐねあわならす』ホ13 |
●人に劣るもの。穢の物。獣。
『そのなあらわす さるへらと かくらおのこの きみのもとなり』ホ24 |
「おのく(劣退く・穢萎く)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
変態:「ゑのこ(犬子・狗)」「おろか(愚か)」「いなか(田舎)」
類語:「けもの(獣)」「けたもの(獣)」「いぬ(狗)」「ゑの(狗)」「おの(劣)」「おのこ(狗)」「ゐの(猪)」「しし
(獣)」
【(治和)】
合うさま。治まり。直り。調和。
『おのころの もしもうこかは よなおりお おのこおのこと いのるへし』ホ18 『わらんへいねて おそわれは おのこおのこと たなこなて』ホ18 |
「おのく(治和く)」の名詞化。
「おのく」は「おぬ(和ぬ・治ぬ)」と同義語「のく(和く)」の合成。
ここでは「A: 合う・収(治)まる・調和する・直る」などの意。
独り言:「おんこう(温康・温厚)」
10/06/24
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