【(繁・騒・荒・凄)】<地名・人名>
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
『みなみあわそさ きたはねの やまとほそほこ ちたるまて』ホ2 『そさくににうむ そさのをは つねにおたけひ なきいさち くにたみくしく』ホ3 『そさにきたりて みやつくり しつかにゐます きしゐくに』ホ5 |
「そす(騒す・繁す・聳す・過す)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
別名:「き(紀)」「きしゐ(紀州)」「きのくに(紀の国)」「わかのくに(沸の国・若の国)」「なくさ(名草)」
関連語:「すさふ(荒ぶ)」「すさみ(周参見)」
【(疎・粗・荒)】
1.それるさま。外れるさま。曲るさま。
2.負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」さま
『そさくににうむ そさのをは つねにおたけひ なきいさち くにたみくしく』ホ3 『そさのみことの かんとひに あからさまにそ こたゑけり』ホ9 |
「そす(離す・外す/粗す・疎す)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・反る・曲る・外れる」、また「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」などの意。
変態:「すさ(粗)」「そし(外・疎)」「すそ(裾)」「すす(煤)」「そと(外)」「そて(袖)」「さと(里)」「さた(佐太)」「した(下)」
類語:「さすら(流離)」「そそう(粗相)」
派生語:「そさのを(素戔嗚尊)」「そさのみこと(ソサの尊)」
10/05/27
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