【離る・逆る】
B: 離れる。分れる。反る。背く。曲がる。それる。外れる。
『うみてよの きみとみのみち とのをしゑ さかりもとらは ほころはす』ホ3 『おのかとき さかりあさむく むくひあり ゆえおきかせん』ホ17 『しかれとかみよ ゐまのよと ことはたかえは みちさかる』ミ序 |
「さく(避く)」と同義語「かる(離る)」の合成。
ここでは「B: 離れる・分かれる・反る・曲る」などの意。
【盛る・(栄る・繁る)】
D:
正の方向に離れる/離す。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」
『きみもきさはし ふみおりて あまさかるひに むかつひめ』ホ6 『いまふしみれは をきなかみ さかるこもりと くらふれは』ホ16 |
「さく(栄く)」と同義語「かる(上る)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」などの意。
変態:「さかふ(栄ふ)」「しける(茂る)」「たける(長ける)」
派生語:「さかり(盛り)」
【下がる・退がる】
E:
負の方向に離れる。「退く・低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」
『きみもきさはし ふみおりて あまさかるひに むかつひめ』ホ6 『ゑとやすめとて うちみやの とよひめめせは ねのつほね さかりなけけは』ホ7 『あまさかる ひなつめのいは たたせとひ しかはかたふち』ホ10 |
「さく(下ぐ)」と同義語「かる(枯る)」の合成。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
変態:「さかふ(倒ふ)」「すかる(尽る・末枯る)」
10/10/10
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