あまさかる  アマサカル  amasakaru

  

★「あまさかる」は「ひ」にかかる。

 
【和栄る】
和して照らす。

あま(和む)」+「さかる(栄る・盛る)」の連結。

『きみもきさはし ふみおりて あまさかるに むかつひめ』ホ6

 
類語:「あまてらす(和照らす)
派生語:「あまさかるひ(
和栄る日)

 
 

【陽陰下がる】
日月(太陽・太陰)が地に下る。(日月の神霊が地上に顕現したアマテル神を指す)

『きみもきさはし ふみおりて あまさかる むかつひめ』ホ6

 
あま(陽陰・日月)
+「さかる(下がる)

類語:「あめおしらす(陽陰を領らす)」「あめつちしろす(天地知ろす)」「あまてる(陽陰連る)」「あめなる(陽陰和る)」「あめのおふ(陽陰の和ふ)」「かもおをさむ(上下を治む)」「あわおたす(陽陰を足す)」「あわおつかねてひつきなす(陽陰を束ねて日月なす)」「きみはかもなしふたもなし(君は明も為し蓋も為し)」「あめはる(陽陰晴る)
派生語:「あまさかるひ(
陽陰下がる霊)

 
 

【(天下がる)・天離る】
1.玉座(高御座)を下りる。

『きみもきさはし ふみおりて あまさかるに むかつひめ』ホ6

2.中から端に離れる。都から地方に下る。

あまさかる ひなつめのいは たたせとひ しかはかたふち』ホ10

 
あま(天)」+「さかる(離る/下がる)
「あま」はここでは「中心・都・中央政府・たかま」の意。
「さかる」はここでは「B: 離れる・遠く隔たる」、また「E: 負の方向(小・少・低・端・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。

  

10/03/07

  

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