【小母・伯母・叔母】
陰。水埴。
『おはひめか こゑねのくにに みはおりて たてまつるとき』ホ4 『これよりもろか なおこひて おはよりとえは うひるきと みつからこたふ』ホ4 『ふたかみおはお たたゑます きくきりひめも あなかしこかな』ホ4 『いさなきの うふやにおちと おはなれは まつりたゑすと みことのり』ホ7 『もちてたみたす おちとおは しらやまかみそ』ホ7 『おはさりませは かうのとの まつりとるゆえ よろまろお ひたかみのかみ』ホ11 『いわくいせには めとつきて うみのをやなし むかしおは めい』ホ32 『あけのはら いせたかみやに いりませは おはとつかえて』ホ36 『やまとたけ おはよりたまふ むらくもお ひめかやにおき いふきやま』ホ40 |
「おふ(穢ふ・下ふ・劣ふ)」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。これは陽陰の精製過程で重く下って凝った「陰」の属性を表し、「おは」は「うひ(水埴)」の変態の一つ。
変態:「うめ(陰)」「いも(陰・妹)」「ひめ(姫)」」「はは(母)」「おゑ(汚穢)」「よみ(黄泉)」「やみ(闇)」
【尾羽】
うしろ(尻・尾) の羽。
『ことひきはらに おはよえた おきてかわちの ふるいちに またよはおつる』ホ40 『おははあたかも かみのよの よはきしそこれ』ホ40 |
10/03/20
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