【御祖・上祖・先祖】【(熟老・御上)・大上】
1.源流・上流・上位にあるもの。 =みうゑ(御上)・をや(親・祖)・うえ(上)
2.1の尊称。御祖。
3.先祖。上祖。根源。
『おおやますみの こたえには みをやのしるす うたにあり』ホ4 『たかまに あめみをや もともとあなみ みそふかみ まつれはたみの とよけかみ』ホ4 『もろかんたちも しかときけ きみはいくよの みをやなり』ホ6 『もともとあけの みをやかみ そはのとほかみ ゑひための』ホ17 『みなかぬし やおもにうめる ひとはほし ほしはたねなす みをやかみ』ホ18 |
●あめのみをや(陽陰の上祖)の略。
『みをやのめくる ほおこほお いまおのころと なまるかや』ホ18 『みをやことのり ほしとなす あめにかかりて このひとつ』ミ5 『みをやのそはに やもとかみ まもるとほかみ ゑひための ゑとのことふき』ミ6 |
●みをやあまきみ(御祖天君)の略。
『みをやつくしに くたるとき をしてはもちて みかかみは』ホ30 『みをやつくしに ひたるとき かみのをしては たけひとに』ホ30 |
[1]
「みをや」は「みをゆ」の名詞化。
「みをゆ」は「みゆ(満ゆ・熟ゆ)」と同義語「をゆ(老ゆ)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・先行する・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
[2]
「み(上・大・御)」+「をや(祖)」
変態:「ゑをや(熟老)」「うをや(熟老)」「みうゑ(御上)」「おおゑ(大上)」
類語:「をき(翁)」「をきな(翁)」「をち・ををち(老翁)」
派生語:「あめみをや(陽陰上祖)」
10/07/16
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