ツノクヰ・イククイ

→ つのくゐいくくい
  

角杙神。活杙神。
ウヒチニ・スヒチの後を受けて、五代目の和つ君となった夫婦神。 
ツノクヰが央殿に居る時、門の前でイククイと会って妻とする。
ツノクヰは「オオトノチ」、イククイは「オオトマエ」という別名を持つ。

  

                                  ┏クラキネ
                                  ┃
クニトコタチクニサツチトヨクンヌウヒチニツノクヰオモタル ┣ココリ姫
            ┃          ┃          ┃
            ┃          ┗アメヨロヅアワナギイサナギ
            ┃             ↑  ┃       ┃
            ┃             ┃  ┗サクナギ   ┣ヒルコ
            ┃             ┗━━━┓      ┃
            ┣ハコクニキノトコタチアメカガミ┛      ┣アマテル
            ┃           ┃            ┃
            ┃           ┗ムスビ(2)┓       ┣ツキヨミ
            ┗ウケモチ             ┃       ┃
                                       ┏━━━━━━━━━┛       ┣ソサノヲ
                    ┃                               ┃
                                       ┗ムスビ(3)━ムスビ(4)━トヨケイサナミ
                                   ┃
                                   ┣ヤソキネ
                                   ┃
                                   ┣カンサヒ
                                   ┃
                                   ┗ツハモノヌシ
  
※クニトコタチは、ここではミナカヌシトホカミヱヒタメキツヲサネアミヤシナウの総称。

  

  

オオトノチ

→ 語義
  

大戸之道尊・意富斗能地~ (央殿内)。
ツノクヰの別名。 
央殿 (中央政府の政殿) の内に在る者。 夫を「〜殿」という起源。

  

  

オオトマエ

→ 語義
  

大苫辺尊・大斗乃辨~ (央門前)。  
イククイの別名。 
央門の前で求婚されたことによる。 妻を「〜前」という起源。

  

島根県佐田町下橋波、波須波 (ハスハ) 神社
  

『五代の尊は オオトノチ オオトマエなり』2文
ツノクヰは 大殿に居て イククイを 門前に会い見 妻となす 故 男は殿ぞ 女は前と』2文

  

  

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】