手車。輦。(出車)。
貴人の外出用の乗り物。
だし(山車)・いだしくるま(出し車)に同じ。
【手車・輦】テグルマ −広辞苑より−
1.手で動かす車。特に、自家用の人力車。
2.轅(ながえ)の中央に車をつけた乗物。轅を腰の辺にあてて手で引くので腰車・てぐるまともいう。天皇・皇族・摂関などの乗用。輦。
【出し車】イダシグルマ −広辞苑より−
行幸・儀式・賀茂祭の時、女官・女房の乗用のため官から貸し出した牛車(ぎつしや)。だしぐるま。すいしゃ。
『昔タマキネ 誓いして カツラギ山の 八千禊 済みて霊鳥の 出車を 造り
桂の 迎ひとて ハラミに伝ふ ある形』4文
『ホツマ君 桂来山の 八千座の 禊も満ちて 桂木の 出車成して 迎えんと ハラミ山下に 伝え寄る』ミ逸文
『二尊
夢の 心地にて 会い見給えば トヨケにて 陽陰御子養す 物語り 召す出車を ヒタカミへ』4文
『タラチネの夢 覚めまして まみえ
暁 太君の 御孫を抱き 奉り 出車に合て 御幸成る』ミ逸文
『その上に建つ アサヒ宮 君
懇ろに 祭して 後 帰えまさん 御出車』6文
『御幸とぞ 願えば神の 御幸成る 出車の内 セオリツ姫 陽陰の身蔭に アキツ姫は 日の霊影
射す』8文
『大御神 これ知ろし召し 三つの小児 出車の内 袂下 置きて
起つ息 交じる故 ハタレ 疑ひ 数えせず』12文
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