御影 (霊影・神影)。
【御影】みかげ (広辞苑)
・神霊。みたま。
『姫・御子を 諸守乞えど 頷かず タカノの森に 隠れ住む ワケイカツチの 祠成し 常に御影を 祭るなり』27文
【御蔭祭】ミカゲマツリ −広辞苑より−
京都の下鴨神社で、葵祭(あおいまつり)の前三日、すなわち四月の中の午の日の昼(今は五月一二日)に行われる祭。葵祭りを行うにあたって、神職・氏子などが神輿(みこし)に供奉して比叡山山麓の八瀬(京都市左京区高野東山)にある摂社、『御蔭神社』から神霊を下鴨神社へ迎える神事。
【八瀬】ヤセ −広辞苑より−
京都市左京区の一地区。比叡山西麓の高野川の渓谷に臨み、若狭街道に沿う。この村人は昔から八瀬童子と称し、朝廷の重要な儀式に奉仕した。
■ヤセ姫との関係は?
『姫・御子を 諸守乞えど 頷かず タカノの森に 隠れ住む ワケイカツチの 祠成し 常に御影を 祭るなり』27文
陽陰の身蔭。日の御影(霊影)。
陽陰の身蔭: アマテルの身の蔭。
日の放影 : 射し込む日の光。
アマテルは日の分け身であるから、アマテルの身の蔭にあるセオリツ姫も、日の霊影が差し込むアキツ姫も、同様の環境下にある。
★『大祓詞』
「天の御蔭 日の御蔭と隠坐して
安国と平けく知食さむ 国中に成出でむ天の益人等が過犯しけむ種種の罪事は天つ罪
国つ罪 許許太久の罪出でむ」
『御幸とぞ 願えば神の 御幸成る 出車の内 セオリツ姫 陽陰の身蔭に アキツ姫は 日の霊影 射す』8文
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