タナカカミ

→ 語義
 
  

(田和神)。
「田を調え直す神」の意。
そして「ヌカヅク(田に額づく)」ことを以ってその物実としている。

オホナムチは娘タカコワカ姫に奉って、押草に仰いで蝕虫を祓う技の極意を得、田の穢を祓って出雲の国を富ませたことによりこの名が付いたのだろう。豊穣の神として稲荷神社などに祭られている。
  

京都府京都市伏見区深草藪ノ内町、伏見稲荷 (フシミイナリ) 大社
島根県松江市八雲町熊野、熊野大社摂社伊邪那美神社合祀、田中神社
滋賀県高島市安曇川町田中、田中神社
  

『田の東に立ちて 押草に 扇ぐワカ姫 歌詠みて 祓ひ給えば 虫去るを』1文
ミケヌシ 御使に いのらしむ アワ国水尾に 田和神 晴れを祈りて 祓[カセフ]なす 』32文
カセフ纏りは オオナムチ 出雲田和の 例し以て 六月十六日 纏りなす その教草の 守り以て』32文

  

  

タナカノリ

→ 語義
 

(田和祈)。オオナムチ田和祈。
ヤマトクニクル
(8代孝元天皇)の御代、長雨が続きアワ海が溢れたとき、ミケヌシがこれを行って稲を守る。要するに田の東に立ってオシ草で仰ぎながら、360回祓いの歌を歌うというワカ姫の方法と同じ。=カセフの纏り
オホナムチ
は娘タカコをワカ姫に奉ってこの技の極意を得、自らも出雲で行ったのだろう。
  

『これオオナムチ 田和祈 六月十六日 行ひは 三百六十歌ひ 押草に 傷みも直る』32文

  

  

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