シラヒゲ

→ 語義
  

1. 白ひげ草。 スセリ(芹)の別名。 泥の中に白い匐枝(ふくし)を延ばして繁殖するので。
2. 白ひげ尊/神。 ホノススミ (サクラギ・スセリ)
   

『二手獣は 食えば生きても 腐り臭 と中絶え 忌蹴に 三年スズシロ シラヒゲも ハジカミ 食みて 垢濯げ』15文
『人成りに サクラギ 汚泥の 曲 成せば  スセリ草にて 汚泥掃きて 曲枯れ癒ゆる 名もスセリ24文
『故 白ひげの 
スセリ以て 民よみがえる 守りとて 開きて受くる 宮居これかな』24文

  

  

シラヒゲカミ

→ 語義
  

白ひげ尊/神。
ホノススミの事。 
シラヒゲ草 によって汚泥の曲を治し、十四鈴という長寿を得たので。
  

滋賀県高島郡高島町鵜川、白鬚 (シラヒゲ) 神社
  

『故 永らえて 十四鈴の 齢 ウカワの 宮 褒めて 白ひげ尊と 名を賜ふ』26文
『同じ時 シラヒゲの孫 アメミカゲ アワ海の絵を奉る 君おもしろく 賜物や』32文
『親を得ては が網に 契の神 兄 シラヒゲも 鉤 得て 和 成り』フ119

  

  

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