わする  ワスル  wasuru

  

【和する】
A: 合う/合わす。交じる/交ぜる。紛れる/紛らす。和む/やわす。

わす(和す)」の連体形の「わする」が独立。

派生語:「わすれくさ(忘れ種)

 
 

【忘る】
(意識から) 
B: 離れる/離す。放つ。払う。
E: 負の方向に離れる/離す。「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」

『またみそふ みちなわすれそ』ホ1
『さかみれは きみおわするる ももくらと ははもふそくら』ホ7
『をんめくみ なにわすれんと ゐゐなかす』ホ7
『ちからかす めくみわするる ふももくら』ホ7
『のちのおきての うらかたそ かならすこれお なわすれそこれ』ホ7
『あやかりて ひともうまるる みちわするホ13
『あめにこたふる をしゑなり たみかならすも これなわすれそ』ホ14
『きみかめくみも ついわすれ うらむねたむの にはさくら さかすはしれよ』ホ16
『もろともに つねにつつしみ なわすれそこれ』ホ16
『あまてるかみも わすれしと いとふそよすち よりあはせ』ホ16
『みのほとも わすれてついに つるきうく うけさせしとて みのかきよ』ホ23
『おきつとり かもつくしまに わかいねし いもはわすらし よのことことも』ホ26
『ゆえはあすかお おちたとき まめおわすれす このゆえに』ホ28
『なんちよく わすれすきたる みもすそよ こふはこれそと さつけます』ホ28
『たとひまかれと みめくみお わすらてのちの さためには』ホ35
『ほつみにいたる いくはむら みけすすむひに かしはてへ みさらわすれるホ38
『かしはてか うくはわすれり くにことは みさらおうくは ゐはもこれ』ホ38
『あなにすみ けししおはみて けころもき めくみわすれて あたおなし』ホ39
『ときおくつるき まつのねに おきわすれしか なからえり かれにあけうた』ホ40
『えらくひは あそひたわむれ ことわする くるえとあらは うかかはん』ホ40
『いわくをやこの ゆくりなふ わかれあわねは わすられす』ホ40

 
わす(忘す)」の連体形の「わする」が独立。

変態:「あする(褪る)」「うする(薄る)」「うせぬ(失せぬ)」「やする(痩る)」

  

10/03/03

  

 基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】