【(直・挿)・助・輔・副・弼・次官・典侍】
添い。直近。助け。次。副。補佐。
『またあまきみは ひこゆきお まつりのをみの すけとなす』ホ31
『しきくろはやか かわまため おおすけきさき あたかまこ』ホ31 『あたかまこ あたおりひめは すけきさき』ホ31 『みほはもろすけ とみにめす むかしひほこか みやけもの』ホ35 『おしやまか おとたちはなお すけつまに わかたけひこと いなりわけ』ホ40 |
● すけきさき(直后)の略。 直近に侍べる后。
『くらきねか ますひめもちこ ねのすけと』ホ6
『とよたまひめお みきさきに すけうちしもめ ふたりつつ』ホ25 『おおすけは やゑかきのたち ささけもち こもりにあたふ』ホ27 『しきくろはやか かわまため おおすけきさき あたかまこ』ホ31 |
「すく(直く・挿ぐ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・添う・足す・継ぐ・次ぐ」などの意。
変態:「しか(直・仕・近)」「ちか(近)」「つき(付き・継ぎ)」
類語:「たすけ(助け)」「そえ(添え・副)」
【次官】すけ (助の意) −広辞苑より− 律令制の四等官の第二位。長官を輔佐し、長官事故ある時はこれに代る。官司によって文字を異にし、神祇官では「副」、省では「輔」、弾正台では「弼」、使では「次官」、職・坊では「亮」、寮では「助」、近衛では「中将・少将」、兵衛・衛門では「佐」、大宰府では「弐」、国では「介」、郡司では「少領」と書く。 |
09/12/27
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