すは  スハ  suha

  

【(末)】
E: 負の方向に離れるさま。「下にある・隅にある・遅れる」さま

『むそとしの すはゑもむもに そゑたおえ むよとしちゑに つきかるる』ホ18

 
すふ(窄ぶ)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。

変態:「すえ(末)」「すみ(隅)」「しも(下)」「つま(端・爪)」「つめ(詰め)
類語:「すそ(裾)」「さと(里)」「そと(外)」「はし(端)

 
 

【(総・皇)】
正の方向に離れるさま。頂点・核心にあるさま。

すふ(聳ふ・総ふ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。

変態:「すへ(皇)」「すめ(皇)」「すわ(諏訪)そわ・そは・そひ(岨)」「さは(多・騒・娑麼)
類語:「すへら(皇)」「すめら(皇)

  

14/10/21

   

基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】