【(添・支・差)】
合わせ。添え。植え。差し向け。派遣。
『みはたより さおしかにめす かんさひと こくみははこと』ホ7 |
「さふ(添ふ・支ふ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・添える・植える・つかわす」などの意。
変態:「そひ(添い・沿)」「そえ(添え・副)」
派生語:「さをしか(差使)」
【竿・棹・(垂)】
1.下げ。下に降ろすもの。水棹。
『うのとりの あつみかわゆく いかたのり さおさしおほえ ふねとなす』ホ27 『しいさほのすえ もたしめて ふねにひきいれ なおたまふ しいねつひこの』ホ29 『すおえては きりひにさむる ひえあれと なかれのふねに さおそゑにける』フすえて |
2.竿を使って運ぶ物を数える単位。
『かくのきよさほ かふよさほ もちきたるまに きみまかる』ホ37 |
3.下に降りたさま。倒れたさま。
『あさしもの みけのさおはし まへつきみ いやわたらすも みけのさおはし』ホ38 |
「さふ(垂ふ)」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる/離す」で「下がる・倒れる・下げる・降ろす」などの意。
変態:「しい(垂)」「さめ(冷め)」
【(騒・聳・栄・繁・多・爽・冴)】
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
『いまわかゆめに いろおろち くひにまとえて さほのあめ』ホ35 |
「さふ(騒ふ・栄ふ・聳ふ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
変態:「さわ(多・騒)」「さや(明・清)」「さえ(冴え)」「ざーざー」
11/04/09
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】