【(騒・栄・多・明・清・冴)】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
『あしはらの しけこきおやに すかたたみ いやさやしきて わかふたりねん』ホ31 『さやけをけらに とんともち ゑさるかみあり きさらきや』ミ9 |
「さゆ(騒ゆ・明ゆ・清ゆ・冴ゆ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
変態:「さわ(多・沢・騒)」「さゆ(冴)」「そわ・そは・そひ(岨)」「すわ(諏訪・岨)」「さは(多・騒・娑麼)」「しな(繁)」「しは(精)」
派生語:「さやし(騒し)」「さやけ(明け)」
09/12/14
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