【明け・(騒け・冴け)】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
『あはれ あなおもしろ あなたのし あなさやけ おけ さやけ』ホ7 |
「さや(騒ゆ・冴ゆ・明ゆ)」+「け(如・然)」
「さゆ」はここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
変態:「さやか(明か・清か)」
派生語:「さやけし(明けし)」
【さやけ】
笹。ささゆはな(笹湯花)。
『さやけをけらに とんともち ゑさるかみあり きさらきや』ミ9 |
「さやく(騒ぐ)」の名詞化。
「さやさや・ざわざわという音がするさま」をいい、これは
「笹の枝葉を振る時に出る音」 をいう。
別名:「ささゆはな(笹湯花)」「ゆのはな(湯の花)」
10/03/14
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