おとめ  オトメ  otome

  

【乙女・女】
負の方向に離れるさま。 うひ(水埴)め(陰・女)

『めはあなにえや ゑをとこと をはわなうれし ゑおとめと』ホ3
『あなにゑや うましおとめに あいぬとき』ホ3
『たきしみこ すすみこたえて にやおとめ たたにあはんと わかさめるとめ』ホ31
『かみのしらいし もちかえり ねやにおくいし なるおとめホ34
『かえりおとろき つまにとふ いわくおとめは きさにさる』ホ34
『あいちたの おとめかとこに わかおきし いせのつるきの たちわかるやわ』ホ40
『ふすむうん うんにつゐての つきうたは うましおとめに』ミ10
おとめにと ななねにあたる くにいつね とめはみつねの あいぬなり』ミ10

 
「おとむ」の名詞化。
「おとむ」は「おとる(劣る)」の変態で、「おつ(落つ)」と同義語「とむ(潰む)」の合成。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
これは「陰は後下り地泥の」と言うように「陰」の属性を表す。

類語:「ひめ(姫)

 
 

【少女・乙女】
幼い女。若い女。

『おのおのたては もちのひに おおひこいたる ならさかに おとめかうたに』ホ33
『おおひこは あやしくかえり これにとふ おとめかいわく』ホ33
『ゆくやましろの ならさかに おとめかうたに』ホ34
『こうすきみ おとめすかたの みはのうち つるきかくして』ホ38
『やすみせし おとめのみめに ましわれは たつさえいるる はなむしろ』ホ38
おとめすかたと なりいりて はたのつるきて むねおさす』ホ40

 
おと(乙)」+「め(陰・女)

類語:「とめ(妹女)

  

10/03/05

  

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