【口・(方)】
1.開き。割れ目。出入り・行き来する所。
2.分割したものの一。区分。区画。 =かた(方)・て(手)
『あめのかみよの ななよめお つくいとくちは』ホ2 『ささけはとこよ ゐのくちの すくなみかみの たけかふに』ホ2 『かなさきうけて せめくちの もろにさつけて ましなえは』ホ8 『くににむかえは つきおけの くちよりよねの いゐかしく』ホ15 『みとしはる おおみなくちと おおやくち ともにすくねと』ホ32 『ちのくちと はりまひかわに いんへぬし やまとゐさせり これにそえ』ホ32 『とこよいのくち やまかけの すくなみかみの たけかふに とりのついはむ』ミ2 『くちひるお ひらくあねより のへつつく みうたおあみて あなにゑや』ミ10 『つゐてふたつは くちふさき ふくいきむれて ふすむうん』ミ10 『ひとのういねも あにあきて くちふさきふく いきむれて』ミ10 |
「くつ(割つ)」の名詞化。
ここでは「B:
離す・分ける・区切る・開ける」などの意。
【朽】
負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
『くちめかつりも よしなしや あかめひとりは めなしあみ』ホ25 『こたえていなや くちいとお かえてかすはす しれはさち』ホ25 『まみゆおり もかなとすてて くちきかわ のほりやまこえ』ホ26 |
●劣った魚。 イシモチ(ぐち) or ボラ(くちめ)
『めなしあみ よもひれとれは おおたいか くちおかみさき まえによる』ホ25 『あかめはくちに もとちゑて たいおいけすに まつへしと』ホ25 『ゆめにたいきて われうおの よしなきために くちささく われはみけにと』ホ25 『みつやまの たいはこれなり くちはいむ あかめおほめて よとひめと』ホ25 |
「くつ(朽つ)」の名詞化。
09/12/30
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