ゆき  ユキ  yuki

  

【(結き)・悠紀・斎忌・由基】
合わせ。招き寄せ。纏り。

『ひさかたの ひかりあれます ういなめゑ あゆきわすきに つけまつり』ホ4

 
ゆく(結く)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・寄せる・纏る・留める」などの意。

変態:「いき(和・結)」「いけ(埋け・池)」「うけ(受け)」「おけ(桶)
同義語:「まつり(纏り)」「すき(結き・挿き)
派生語:「あゆき(天結き)」「ゆきすき(結き挿き)

 
 

【往き】
巡り。運び。運。

『むへなるや ゆきのよろしも みよつきも よよのさいわひ ひらけりと』ホ4

 
ゆく(往く)」の名詞化。
ここでは「C: 回る・運ぶ」などの意。

 
 

【(活き・斎き)・幸】
正の方向に離れる/離すさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・進展する・優れる・勝る・至る」さま

『ひとをふせても あめわゆき とのかみおして うゐなめゑ』ミ9

 
ゆく(活く)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

変態:「いき(活き)」「むき(向き)

 
 

【雪】
負の方向に離れるさま。冷えて凝縮したさま。

『あめとふるなり さむかせに ゆきとこほれと をにとける』ホ15
『みねにふるゆき いけみつの すえこちさとの たとなりて』ホ24

 
ゆく(忌く・賤く)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。

別名:「ゐゆき(冷雪)」「みゆき(み雪・深雪)
類語:「つらら(氷)」「ひ(氷)」「ひふ(雹)」「ひゆ(冷ゆ)」「ひや(冷)」「ひえ(冷)

 
 

【(結き・結城)】
「ゆき」という名の植物(群)。
この植物の繊維から作った糸で織った織物を本来は「ゆふ(木綿)」と呼ぶらしい。

『なつはぬさ うみてぬのをり ふゆはゆき よりてゆふをり』ホ23

 
ゆく(結く)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・まとめる・収める・結う・編む・績む」などの意。

関連語:「ゆうき(結城)」「ゆうきもめん(結城木綿)

 
 

【(結き)・靫】
合わせ。収め。結び。継ぎ。次。
 ●収納容器。特に矢を収納する容器。またそれを負う役目。

『なかすねか きみのゆきより ははやてお あめにしめせは かんをして』ホ29
『またすへらきも かちゆきの いたすははやの かんをして』ホ29
『かんやゐみこに ゆきおはせ ぬなかわみこと ゑといたる』ホ31
『あにいかり ゆきおひいると きらんとす やゐみこてあし わななけは』ホ31
『このゆきおもく ふもをあり おいてもとむる』ホ39

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 ●継ぐ者。次ぐ者。副。輔。

『またあまきみは ひこゆきお まつりのをみの すけとなす』ホ31

 
ゆく(結く)」の名詞化。
「ゆく」はここでは「A: 合わす・結ぶ・継ぐ・収める」などの意。
また「ゆむ(結む)」と同義の「ゆく」は「ゆみ(弓)」の意を持つ。

変態:「うけ(受け・槽)」「おけ(桶)」「ゆけ(結・弓削)
独り言:「ようき(容器)」

  

10/01/06

  

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