かたち  カタチ  katati

  

【形・容】
1.エネルギーが質量に変換したさま。具象。具体。
現れ/表れ。
 ●見た目。ありさま。態度。状態。形勢。身体。

あるかたち つくるいさわの ををんかみ あまのまなゐに みゆきあと』ホ1
『ともにあれます みかたちの まとかのたまこ いふかしや』
ホ4
『ゐつくしおもて かんかたち なかこすなおに かんちから』ホ8
『これおみすちの ことのねそ かたちははなと くすのはお かたかきとうつ』ホ9
『あめのかたちは いわをやま ひつきもくにも はらこもり とはやゑにきて』ホ14
『ちなみのあかは おのころの ゑなのかたちは かわくるま』ホ14
『ひとのねこえは あなみかみ みそふのかみの みめかたちホ17
『なかこのかたち かかみそよ ひとみぬとても ぬすむなよ』ホ17
『たかまはよろの くにかたち これおのころと にこゑみて』ホ18
『おとしきおちて かたちかえ かみのいとうに われおそる』ホ29
『ゑつはうつゆふ まさきくに かたちあきつの となめせる これあきつしま』ホ31
『いつものはしへ ももめして はにてこおよひ くさくさの かたちつくりて』ホ37
『このみたり やりてかたちお みせしむる』ホ38
『まきむきの みやこにかえる やまとたけ もふすかたちは』ホ38
『みかとにささけ ことことく まつらふかたち もふさしむ』ホ39
『きみたのしみの かくらしし やよろかしまに あるかたちホ40
『あまかみの くわにめくらす はらのなの にかきにかたち かたくなし』ミ4
『はにみつの ゑにはしらたつ かみかたちミ7
『すゑはみそふの ひこかみの みめみかたちお あてまもり』ミ10
『かもとなつけし ことのはお ついてにかやふ そのかたちミ10
『ういのめくりは あのおして あめつちわかつ かたちなり』ミ10
『もにむくは やまとふもとの かたちより こころはなれて たからむなしき』フもむく
『すにぬうは そろまなみつの たままつり めかにうすらく かたちぬうなり』フすぬう

2.先行的・主導的・決定的なもの。基本。指針。骨格。主体。趣。概形。

かたちはまさる かほはいぬ そのもときけは むかしはは まさるにとつき』ホ8
かたちはやたみ くひはきみ かかみはたはね つるきかは もののへはあし』ホ24
『あねいわなかお めせはその かたちするとく みめあしく』ホ24
かたちはやたみ くひはきみ かかみとつるき まてのはね もののへはあし』ホ30
『いまのてにはに なつらえて かたちとわさと そのあちお とくとゑされは』ミ序
かたちとつとめ みちとみと よつのをしえも たたひとち』ミ1
『ころものたては かたちなり ぬきあやおふも かみのむね』ミ1
『よかひちの かたおもちいて みおをさむ めくみしらねは かたちなし』ミ1
かたちけた あのまてのいの なかにたつ くにたしなるる かみかたち』ミ7
かたちはに ふはしらたちて むつましく これかみかたち』ミ7
かたちはゑみつ をのはしら』ミ9
かたちはくにの なかはしら まてにととなふ ともとかみ』ミ9
かたちあかるき かもとかみ』ミ9
かたちかせもつ みもとかみ』ミ9
『あわうたは やつのかたちに むつのりの つねのさとしお くりかえしてよ』ミ10
『よそこをは もともとあけの さこくしろ あめのみをやに よるかたちフ序

 
「かたつ(固つ)」の名詞化。
「かたつ」は「かつ(交つ/勝つ)」と同義語「たつ(建つ/立つ)」の合成。 (「かつ」の名詞形が「かた(形)」)。
ここでは「A: 合う/合わす・在る・現る」、また「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で「上がる・勢い付く・栄る・先行する・優れる・中心にある・主導する・勝る」などの意。

類語:「かた(形・型)」「こと(如・言・事)」「すかた(姿)」「さま(様)」「うつわ(器)」「ほね(骨)

  

10/03/04

  

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