サキガリ・サキガケ・サキノリ

→ 語義
   

先駆り。先駆け。先乗り。
  

【先駆け・先駈け・魁】さきがけ −広辞苑より−
1.衆に先立って敵中に攻め入ること。
2.物事のはじめとなること。特に、同類の中で先になること。

【先乗り】さきのり −広辞苑より−
1.行列の先頭に立つ騎馬の人。前駆。⇔後乗(あとのり)
2.準備のため、仲間の者より先に目的地に乗り込むこと。また、その人。先発。
  

『この基に アキツ姫 布もて作る 天形は 神歌こめて チチ姫に 賜えば これを 先駆けの 障りを除く 天形ぞ』12文
ハヤアキツ姫の 功を 代々に遺して 颯々の 声と楽しむ 嫁入りの その先乗りの 天形ぞこれ』12文

『先駆は タチカラヲなり 次カツテ オオモノヌシと 三種櫃 八房御車 次コヤネ 駕籠・馬 八十の モノノベら』24文
『常磐に守る 和尊の 汚穢の禊の 先駆は フツヌシ尊も 倣ふなりけり』ミ逸文

  

  

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