短歌。
5･7･5･7 ･･･ 7･7の歌。
現在の短歌(たんか)とは異なり、ワカ歌より長く長歌より短い歌を言うらしい。
『あめなるや 復棚機の 促せる 珠のミスマル』
『ミスマルの 穴珠逸み 誰に二輪 垂らすアチスキ タカヒコネぞや』10文
『天下がる ひなつめの意は ただ背訪ひ 其方は傾ち 片淵に 網
張り渡し 群寄しに 寄し選り好い 其方は傾ち』10文
『久方の天の橘山 遠離方より 岨
渡り来る日』
『細嫋 腕を巻かん とはすれど 添ねんと 吾は思えども 汝が着ける襲の 月立ちにけり』40文
『高光る 和の日の御子 和みせし[八隅せし] 我が大君の 新玉の 年が来ふれば』
『宜な宜な 君待ち難に 我が着ける 襲の裾に 月立たなんよ』40文
【短歌】ミジカウタ －広辞苑より－
和歌の一体。長歌に対して、五・七・五・七・七の五句体の歌。 記紀歌謡末期・万葉集初期の作品に成立、古今を通じ最も広く行われ、和歌といえば短歌を指すに至った。
■ホツマでは五・七・五・七・七の歌は「ワカ歌」である。
『昔 中山 道開く カナヤマヒコの 孫娘 シタテル-オクラ タカヒコの 怒り
融かんと 短か歌 詠みて諭せり』10文
『ミヤツ姫 寝巻のままに 出で迎ふ 姫の裳裾に 月穢の 染みたるを見て ヤマトタケ 短歌して』40文
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